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タグカップ 塚本カナエ

手のひらからも味わう器

手にゆっくりと温度が伝わる

手のひらで温度を測り、目で食してきた日本人の感性を大切に考えたカップです。取っ手の代わりに凹凸のあるスリーブを付けることで手のひらの密着を防ぎ、飲み物の熱さ・冷たさを和らげ、温度がゆっくりと伝わります。

滑りにくくて持ちやすい、
重ねても安心

シリコーン製のスリーブは滑りにくく、手の大きさに関わらず誰でも安心して使えます。また重ねても音がせず、傷つけることもありません。取り外して洗えるので清潔で、使用するときはスリーブが抜けないようカップに溝が付いています。

飲むにも、食べるにも、
調理にも使いやすい大きさ

容量は約350ml。のんびりしたい時や集中したい時など、たっぷりと飲み物を入れたい時に最適です。また飲み口が少し広がっているため、具沢山のスープを食べる時にお箸やスプーンですくいやすく、飲みやすい形状です。

野菜スティックや小さな丼ものなどちょっとした器としても活躍します。調理器具としても便利で、蒸しパンなどの電子レンジ・オーブン調理にも使えます。

タグカップ

サイズ:約Φ100×H85mm
重量:約180g(カップ)、約30g(スリーブ)
容量:350ml
材質:磁器(カップ)、シリコーン(スリーブ)
耐熱温度:250℃(スリーブ)
耐熱温度差:150℃(カップ)
食器洗い乾燥機・電子レンジ・オーブン使用可(カップ・スリーブ)
日本製

DESIGNER PROFILE

塚本カナエ

塚本カナエ/ Kanae Tsukamoto

三菱電機㈱、㈱GK デザイン総研広島を経て、フィンランド国立芸術&デザイン大学(UIAH)、英国ロイヤル・コレッジ・オブ・アート(RCA)にて食器を学ぶ。その後英国内企業を経て帰国。1999年デザイン事務所/Kanaé Design Labo設立、現在に至る。現・iF デザイン賞審査員メンバー。受賞多数。

様々な状況の方々が使うことができるユニバーサルなカップをデザインしました。日本では昔から手のひらで素材を感じ、温度を測り、目で食してきました。その感覚を現代に生かしたカップです。「服を着る」ようにシリコンのスリーブをまとい、その色で誰のカップかわかるように考えたものです。今回のリニューアルではスリーブが固定しやすくなりました。